英語って他の教科にくらべてグングン伸びることってあまりないですよね。現代文もそうなんですけど、語学ってやってるわりに伸びないからだんだん嫌になる･･･もういいやって思いたいけど、中学生の間は内申点を稼ぐのためになんとかしなくちゃいけない･･･。
前回ご紹介した「＜高校生向け＞タイプ別おすすめ英単語の本４選」の記事の冒頭にも書いていますが、「長文問題って単語さえわかったら文法なんかわかんなくても解ける気がする」んですよね。とりあえず文章の内容がなんとなくでも分かればやる気が出ます。「わかんない」と思いながら解くよりも「わかる気がする！」と思って解くほうが読解スピードも上がります。
でも、なかなか覚えられないのが英単語･･･。そこで、今回は中学生を対象におすすめの英単語帳をタイプ別に4冊ご紹介します。
学校の勉強に合わせて学習したいタイプにおすすめの英単語の本
学校の勉強に合わせて単語を学習したいタイプの人におすすめの英単語の本は「短文で覚える中学英単語1900」です。
中学校での文法の学習順序を基準にして構成されているので、学校の勉強に合わせて学習できます。
1つの例文で5つ前後の英単語・熟語を学習できます。文法解説もついているので、この一冊を学習すれば文法もマスターできるようになっています。
この本の著者である組田さんの話では、「短文で覚える英単語1900」は中学生だけでなく、英語が苦手な高校生にもおすすめとのことです。
組田さんご本人が効果的な学習法について説明する動画もあります
【一日5分で学力アップ】～著者が教える学習法～
引用元：YouTube
丸暗記が得意なコツコツタイプにおすすめの英単語の本
丸暗記が得意で、単語をコツコツと覚えていくことができるタイプの人におすすめの英単語の本は「ターゲット 中学英単語1800」です。
高校入試の過去問の中で頻出度の高い1800語を「でる順」に5つのレベルに分けて収録しています。例えば公立高校志望ならレベル1～2の800単語が必要とか、公立のハイレベル校レベル3までとか、そんな感じで分けられています。
また、単語を使った10ワード前後の例文も入っているので、単語の使い方もわかるようになっています。基本的には単語と訳語のセットがリストアップされている形なので、「この英語はこの意味」というように暗記するのが得意な人におすすめです。
Amazonで試し読みできます
単語を文章ごと覚える方がいいタイプにおすすめの英単語の本
丸暗記はそれほど得意ではなく、文章で使われる単語のほうが覚えやすいタイプの人におすすめの英単語の本は「中学版システム英単語」です。
中1レベル500語、中2・中3レベル500語、高校入試に必要なレベル500語、さらに高校英語への英単語300語、計1800語が収録されています。中学英語のすべてを短い例文にまとめてあるので、単語の丸暗記というよりも、文章ごと記憶する方が覚えやすい人におすすめです。
また、単語や熟語だけでなく、中学で学ぶ英文法や会話表現などの重要項目もすべて含まれていて、文法チェックもできるようになっています。
イメージで覚えることが得意なタイプにおすすめの英単語の本
どちらかというと直感タイプで、イメージで覚えることが得意なタイプの人におすすめの英単語の本は「中学3年間の英単語がイラストで覚えられる本」です。
中学校で使用している6種の教科書のうち5種以上の教科書に取り上げられている単語の中から、基本的かつ重要な単語を805語にしぼって収録しています。
805語すべてに単語のイメージを表したイラストと解説が書かれていて、単語が映像として頭に残りやすいので、いわゆる右脳タイプ、つまり直感型のタイプの人におすすめです。
Amazonで試し読みできるので、実際にどんな感じか見てください
Chapter 1は中1レベル、Chapter 2は中2レベル、Chapter 3は中3レベルに分かれているので、学年ごとに復習する場合にも使いやすいです。
いかがでしたか？お気に入りの一冊が見つかったでしょうか。3年生は公立高校の推薦入試の時期ですね。一般入試まであと1ヵ月ほど･･･。追い込みで大変な時期ですが、なにより体調を万全にして入試に臨んでくださいね！
本記事画像著作者：fabrikasimf／出典：Freepik
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