英語は早くから始めるほうがよいと言われる理由

コラム

「英語の勉強は早くから始める方がいい」という話をいろんなところで見たり聞いたりすると思います。これに対して「早く始める必要なんてない」という意見もみられます。どっちが本当なんだろう?と思う方もおられると思いますが、これはどちらも本当です。

英語に限らず、どんなことでも早く始めればその分早く上達します。上達のスピードは人それぞれですが、個人の上達に関して言えばやった分だけ能力にプラスされるわけですから、早く始める方がいいということになります。

そもそも言語というものは、コミュニケーションを取るための単なる道具です。私たちが日本語を話したり書いたりできるのは、日本語という道具の使い方を知っているからです。言葉という道具をうまく使えるようになるためには、たくさん聴いて、たくさん話して、たくさん読んで、たくさん書く、これに尽きます。

「英語の勉強は早くから始める方がいい」と言われるのは、早く始める方がその分多く聴いたり、話したり、読んだり、書いたりできるからです。小さい頃から英語にふれることが大切だと言われるのはこのためです。

逆に、道具の使い方を学ぶこと、つまり英語を学ぶことをいつから始めても、遅すぎることはありません。遅く始めたとしてもやった分だけ能力にプラスされるからです。遅く始めてもマイナスになることはありません。

もちろん、「早く始めた自分」に比べると、「遅く始めた自分」はマイナスに見えるかもしれませんが、「いまから始めたってもう遅い」ということはありません。また、上達のスピードは人それぞれなので、「早く始めた人たち」と比べたとしてもマイナスになるとは限りません。

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場合によっては「早く始めた人たち」を追い抜くことだってあります

たとえ幼少期から英語という道具の使い方を学んでも、長い間使わなければ使い方を忘れてしまいます。昔は自転車に乗っていたんだけれど、久しぶりに乗ったら乗れなくなっていた・・・みたいなことです。そのため、小さい頃から英語教育を始めるのなら、英語学習を継続することが大切になります。

私も留学していた頃は他の留学生たちと社会問題について議論したりもしていましたが、今では難しい話になるとカタコト英語になってしまいます。でも、以前に道具の使い方を学んだことがあれば、長い間使わなかったために使い方を忘れてしまっていても、ゼロから始めるのに比べればプラスの状態から始めることができます。

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話す機会が増えれば、また以前のように話すことができるようになります

 英語は特別なものではありません。日本語と同じでコミュニケーションを取るための単なる道具です。たくさん聴いて、たくさん話して、たくさん読んで、たくさん書けば、うまく使えるようになります。なんならうまく使えなくたって、伝わりさえすればいいんです。

「英語の勉強は早くから始める方がいい」けど、必ずしも「早く始める必要なんてない」んです。始めよう!と思ったときに始めましょう。英語ができるようになりたい!という気持ちが、上達するために一番大切です。さぁ、始めようと思った方は今日から始めましょう♪

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