定期テストも模試も、なんなら共通テストや入試問題も、「長文問題って単語さえわかったら文法なんかわかんなくても解ける気がする」とか思いますよね。まぁ単語さえわかってたら解けるかどうかは置いといて、とりあえず文章の内容がなんとなくでも分かればやる気が出ます。「わかんない」と思いながら解くよりも「わかる気がする!」と思って解くほうが読解スピードも上がります。
単語を覚えるためにはインプットが必要です。そんなのあたりまえですが、それができないから苦労するんですよね・・・。学校で買わされたけど読む気にならないとか、かしこい友達が使っている英単語の本を買ったけど全然覚えられなくて3日で使わなくなったとか・・・。
そこで今回は、おすすめの英単語帳をタイプ別に4冊ご紹介します。
論理的思考タイプにおすすめ「必携英単語LEAP」
発信する場面(Active)で使われるか、受信する場面(Passive)で使われるかで分類されていて、それぞれ「最重要」と「重要」の2パート(計4パート)で構成されています。語源についてその連想の過程が書かれていたり、意味の似た英単語や関連のある英単語が並べられているので、単語のイメージがつきやすいのが特徴です。
そのまま丸暗記するのではなく、語の成り立ちの過程も含めて記憶するため、単なる詰め込みではなく論理的思考が得意な人におすすめです。
息子の高校でも配られたらしいですが、全然使わなくてどこかにいってしまったそうです。
論理的思考タイプではなかったようです。教材費返して・・・
コツコツ暗記タイプにおすすめ「英単語ターゲット1900」
独自の大学入試データベースを駆使して頻出度を分析し、単語を「でる順」に100語単位で収録しています。単語の横に10ワード前後の例文も書かれています。無料公式アプリ(iOS/Android対応)があり、本とアプリを連動させた学習ができます(一部アプリ内課金あり)。
この本に準拠した「カード英単語ターゲット1900」というカードバージョンもありますが、発音がカタカナ表記されているので、受験にリスニングが必要な人にはあまりおすすめしません。
正確な発音ができない単語は聞き取れないので・・・
ここで紹介している4冊の中では詰め込みタイプの本なので、コツコツと暗記するのが得意な人におすすめです。
詰め込み苦手タイプにおすすめ「DUO3.0」
見出しに15ワード前後の英文が載っていて、その中に5ワード前後の単語や熟語が含まれています。そのため、英文を1つ覚えると単語を5つくらい覚えることになります。すべての見出し英文は、アメリカの大学教授など15名のネイティヴの協力のもとに作成されています。
出る順ではないので即効性は低く、短期間で詰め込みたい人には向きませんが、詰め込みが苦手な人にはおすすめできる本です。文章で意味を覚える方法は本来の語学習得の形に近いため、長い目で見ると使える英語力が身につきます。
うちの息子は「DUO3.0」を必死で詰め込んでいます
もはやどれも物足りないタイプにおすすめ「東大英単語熟語鉄壁」
息子のまわりでも賢い子が使っているという「東大英単語熟語鉄壁」。東大合格者多数を輩出している名門塾の最強のメソッドで書かれているそうです。
LEAPやらターゲットやらDUOやらやり尽くして、もはやどの本も物足りない上級者におすすめです。ここまでのレベルになると自分で良い悪いの判断ができると思うので、中身を見て検討して下さい。
以上4冊紹介しましたがいかがでしたか?単語は覚えるだけと思いがちですが、使えるようになって初めて身につきます。とりあえず今は入試のために覚えることが先ですが、将来英語を使えるようになるには多読と多聴です。合格しても英語を磨き続けて下さいね!
本記事画像著作者:fabrikasimf/出典:Freepik
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